梁の部分の鉄骨です。接合部分は塗装がしてありません。 塗装がしてあると接触強度が出ないそうです。それにしてもごついです。
下で鉄骨をクレーンに引っ掛ける人が一人。クレーンを操作する人が一人。全体を指示する人が一人(年配の人)ボルトを締めたりしている。
2〜3時間でここまで来てしまいます。 ここまでくれば柱が倒れるような事はなくなると思いますが、柱1本で固定されているときは不安定で心配になります。 確かではないが、我が家で使用した鉄骨は約40トンぐらいである。以前聞いたが正確な数字だったか忘れた。
ヘルメットをかぶっているのが現場監督になります。 作業員がけがをしないように注意したり、鉄骨が図面通り立っているかなどをチェックしています。 ちなみに、現場監督は私の友人です。
柱は25センチを使用している。20センチでも強度的には問題ないが、地震のときなど横揺れが大きくなるため25センチとしている。 通常、これぐらいの大きさになると25センチを使用するのが普通らしい。 1F部分は12mm厚の鉄骨を使用。 2F部分は9mm厚の鉄骨を使用。 公庫の規格をクリアするために塗装も一部グレードが違う。(灰色部分)
鉄骨の上にある段ボールは鉄骨を止めるボルトです。 今のボルトは規定のトルクまで締め付けると頭が飛ぶ仕組みになっているので、締め過ぎや緩い締め付けということが発生しなくなっています。 ボルトのコストは上がっていても、作業員の手間を考えるとこちらのが方が確実で安いのでしょう。
大きい骨組みはだいたい組み上がった感じになりました。 1F部分の鉄骨がまだ組み上がっていませんが、これはクレーンで荷物を上などにあげるのに場所を確保しなければ行けないため、組上げる順番があらかじめ決 まっていて、クレーンで上に荷物をあげるものがなくなってから最後にクレーンで鉄骨をつり上げてボルトで固定することになります。 なかなか良い手順で進んで行きます。
細かい、鉄骨などを上にクレーンで運び込みます。 クレーンは1日しか来ないので、その日の内に鉄骨の組上げと残りの部材をある程度上に運んでいます。
鉄骨の真ん中に丸い穴があいているが、これはここからコンクリートを流し込むための穴です。 今後の作業でコンクリートを流し込みます。その後は鉄の板で塞ぎます。
鉄骨が組み上がった後は、あちこちを引っ張ってバランスをとります。 意外と歪んでいるのでそれを調整します。 それが終了したら、ボルトを本締めします。
ちょっと位置がずれていましたので修正です。 このぐらいの範囲であればなんとか修正して問題はありません。それよりも狂ったまま家を作ってしまう方が大問題です。
お隣のとの境はぎりぎりです。 作業をするのも大変だと思います。 お隣には気を使いますが、窓など気になる箇所は事前にわかっているのでできるだけ空けない。ちょうど西側でもあり、その辺は上手く行きました。